シロダモと豊先生

シロダモと豊先生

中間温帯植物研究所 佐々木豊先生を講師にお招きしての植物観察会、3回目は湊小学校の裏にあるモクゲンジを見に行きました。原産は中国で、日本海側に見られる珍しい樹木ですが石巻でも見ることが出来ます。その葉は菩提樹に似ていると言われ、種は数珠に加工されることもあります。

以下、野崎漢方さんのブログから抜粋
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モクゲンジ(木槵子)別名:栴檀葉の菩提樹
「唐招提寺からのお預かりもの」
ムクロジ科で中国原産の植物
数珠の効用を説いた【木槵子経】に「煩悩を断つために108個の木槵子の種を連ねたものを肌身離さず持って、常に仏法僧を念ずればその功徳は絶大である」と解かれており、最初の数珠は木槵子の種子で作られたことから、寺院に植えられている。日本では本州から九州の日本海側の沿岸に分布している比較的珍しい樹木で、天然記念物に指定されている所もある。島根県、山口県では準絶滅危惧種に指定されている。
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ツタをまとったけやき アクセサリーのようで可愛い

ツタをまとったけやき
アクセサリーのようで可愛い

シロダモも多く見つかりました。この時期は赤い実をつけているのでとても
可愛いですが、葉にはロウに似た成分がありちょっとした燃料にも出来るそうです。”ダモ”という名称ですが”タブ”が訛ったようで、白いタブの木という意味だそうです。

ところで、「牧山」、昔は”魔鬼山”と書いたそうです。言い伝えがあるので調べておきます。