~ いしのまきから元気な地球を次世代の子どもたちへ ~

2008年度

○ひたかみエコガーデン産大豆で味噌作り

 「ひたかみエコガーデン」(石巻市河北町)で栽培した無農薬大豆を使って味噌作りに挑戦。種まき、除草、収穫、脱穀の全てを手作業で行いました。8ヶ月間手塩に掛けて育てた大豆はJAいしのまき桃生味噌加工場で塩、麹、水と調合し、樽に詰めた状態で熟成させます。

味噌作りにむけて無農薬栽培していた大豆は11月に収穫。草刈機で刈り、人海戦術でひろい集めました。その後3回に渡り、全て手作業で脱穀しました。辛いけど楽しくもあった手作業の醍醐味を満喫しました。買えばすぐに準備できますが、自然栽培の豆で、美味しく身体にやさしい味噌をつくることにこだわりました。そうすることで、地元の食材、それを育んだ環境に思いを巡らせ、大切にする気持ちが芽生えることを目的としています。

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大豆を使った豆腐作りも合わせて行いました。大豆の風味が豊かな、非常においしい豆腐が出来上がり、参加者は地産地消に改めて興味が沸いたと語っていました。

○金華山植樹祭 ~未来につなぐ鎮守の森~

崖崩れや松くい虫による倒木被害が著しい桟橋から海岸付近一帯において植樹活動を継続して行い、信仰の島、金華山の鎮守の森を復活させ未来に継承していく。

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魚網は㈱アミックス様よりご提供いただきました。

 

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食生活ジャーナリスト・岸朝子さんに植樹祭へご参加いただきました!

3mのさくら大苗21本と抵抗力の強い松を30本植樹。鹿が背伸びしても食べられないように支柱を立て、使用済みの魚網で囲みました。

※抵抗力の強い松: 抵抗力の強い松(=接種検定済マツ)とは、宮城県林業技術総合センターで開発研究しているマツで、マツを枯らしてしまう松クイムシが樹体内に侵入しても枯れないマツのこと。枯れてしまったマツ林の中にたまに何本か生き残っているマツがあり、このマツが松クイムシに対し、抵抗性を持っていることがあります。このような松を集めてさらに松クイムシの接種実験を重ね、生産しています。

○EMによる環境浄化活動

小学校での環境学習4回、集会所でのEM講習会3回、洗剤を使わないプール清掃、環境フェア2008、北上川フェア2008

○菜の花プロジェクト

遊休農地を活性化し、市民同士の交流を深めるとともに持続可能で賑わいの絶えない農コミュニティーの構築にチャレンジ
菜の花祭りで廃油石鹸づくり・木工オブジェづくり等のワークショップ、菜種収穫、搾油実験を行った。環境にやさしい暮らし、循環型社会について考えた。

○市民農園の運営

ひたかみエコガーデンに加え、蛇田になかよしエコガーデンを開設

 

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