とても天候に恵まれた平成27年3月28日土曜日、石巻市鹿又小学校に桜を植樹しました。

震災からの復旧工事を経て3月21日に全線が開通したJR石巻線、上り二つ目の「鹿又駅」の目の前に鹿又小学校はあります。ここには学校がふたつ並んでいて駅に近い方が石巻北高校、その南側になるのが鹿又小学校です。並んで建っている、と言えば、石巻地区の方は石巻中学校と門脇中学校も連想すると思いますが、これって石巻の特色なんでしょうか?それとも学校って互いに近くに建てた方がいいという全国共通の傾向なんでしょうか??

今回は学校側のリクエストに応じ、ソメイヨシノと啓翁桜を5本ずつ植えました。すでに立派な枝ぶりを誇っているソメイヨシノの間に2mちょっとの可愛い苗を植えるのは無用な事に思えますが、ソメイヨシノは寿命が60年程度と短いですので、今から新しい桜を後継者として準備しておかないと、桜並木が途絶えることになります。

桜、ず~っと楽しみたいいですもんね。そのためには後継樹をしたたかに準備しておく必要があります。

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穴を掘った後、支柱を立てます。 漫画に出てくるような大きなトンカチはカケヤと言います。

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堆肥を少し混ぜてから植えて、風に倒されないように支柱に結びます。

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EM(有用微生物群)ぼかしを撒いた上から木端でマルチングし乾燥を防ぎます。

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啓翁桜と記念撮影

滋賀県で活動する「循環型社会創造研究所えこら」様から頂戴した寄付金で植えさせていただきました。健やかに育つよう願いを込めて記念撮影し、楽しく作業を終えました。

えこら様、ご支援ありがとうございました!!